「ディズニーランドが日本に来た! 「エンタメ」の夜明け」馬場康夫(書評)

    ディズニーランド誘致の実現に重要な役割を果たした三人の男の物語。

    特に最初の章で語られる、誘致を決定づけたプレゼン当日のパフォーマンス(おもてなし)が圧巻。相手についての徹底した事前の情報収集と、これ以上ないというタイミングと場所でのアウトプットが神レベル。また、このプレゼンが行われたのが1974年というのも驚き。(そんなに長期のプロジェクトだったんだ&そんな時代にそんな気の利いたプレゼンを出来る日本人がいたんだ)

    ちなみに三人のうち直接の関与があったのは実は一人だけなのだが、他の章で書かれている彼ら