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「白蓮れんれん」林真理子(書評)

白蓮れんれん (集英社文庫)

白蓮れんれん (集英社文庫)

    NHK朝ドラ「花子とアン」で仲間由紀恵が演じたレン様の半生を林真理子が小説化。ただし20年近く前の作品。

    天皇に繋がる家系にありながら、二度結婚した後に30代半ばで年下の左翼活動家と駆け落ちという現代から見てもかなりアグレッシブな人生を送った彼女。本作では二度目の結婚から駆落ち後に落着くまでの10年余に焦点を当て、道ならぬ恋に身を投じつつも財産とか家柄とかいうものに全く執着しない、それでいて常に気位だけは高いレン様がカワイイ。

    ちなみに、ハナちゃんもブラックバーン校長も全くと言っていいほど出てこない。