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「世界教育戦争」アマンダ・リプリー(書評)

世界教育戦争

世界教育戦争

    国のポジションとは裏腹に、米国の高校生の平均的な学力が他国の後塵を排していることについて同国のジャーナリストが要因分析。貧富格差、政治安定度、民族多様性等学力を左右しそうな項目を挙げては「証拠不十分」として潰していく。

    自身の分析のみに頼るのでなく、米国から海外に留学した3人の高校生の体験(フィンランドポーランド、韓国)やそこでの気付きに助けられ得られる結論は、政府の教育改革に対する姿勢、教師の質の確保が最重要という根元的なもの。

    米国民でない自分には、結論よりも各国の教育事情の方が興味深かった。