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「おじいちゃんが孫に語る戦争」田原総一朗(書評)

    ジャーナリスト田原総一朗が、太平洋戦争について自身の体験に基づきながら自分の二人の孫(ともに小5)に語る、という体で書いた本。

    子供向けに噛み砕いた文章ではあるが、「日本はなぜあの戦争を始めたのか」「なぜ負けたのか」「戦後どのような道を辿ってきたのか」について、かなりオトナな内容を語っていて驚く。戦争はいけないことだと結んではいるが、プロパガンダ的に戦争反対を唱えるのでなく、日本が追い込まれていった過程を追いながらどうすれば戦争を防げたかを考えさせるような自然な書きぶりに拍手。