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「四人組がいた。」高村薫(書評)

四人組がいた。

四人組がいた。

現役を退いたもののヒマと野次馬根性を持て余す元村長・助役・郵便局長・女将のジジババ四人組が、屁理屈と作り話で近隣の住民にちょっかいを出したり怪しげな来訪者をやり込めたり。


部分的にスカッとするところもないではないが、最後まで読むのは苦痛でわざとらしい言い回しに何度も不快感を覚えた。デビュー作「黄金を抱いて飛べ」も、わざとらしい「壮大なスケール」の演出が鼻についたが同じように「ラストにきっと何かあるはず」という妙な期待感だけで最後まで読んでガッカリしたのを思い出した。よって読まない作家リストに追加。