「世界原子爆弾とジョーカーなき世界」宇野常寛(書評)

 

 ダ・ヴィンチに連載(2012〜13)されていたサブカル批評の書籍化。

 ジャンル不問の全12章のうち自分もある程度語れるホリエモン特撮博物館、大河「清盛」、小泉今日子&中井貴一最後から二番目の恋」だけツマミ食いしたが、定説の紹介に加えて裏読みし過ぎなのか本質を突いているのか微妙な感じのユニークな分析がチラホラ(そこかしこ、ではない)。

 他の章のいくつかは最初の数ページ読んだものの、最後まで読もうとかネタ元を見てみようとか言う気持ちにさせられるほどのツカミはなし。KS氏のレコメンドはもう信用しないw