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「国防」石破茂(書評)

国防 (新潮文庫)

国防 (新潮文庫)

    石破茂防衛庁長官退任当時に国防に関する持論(半分は世界的な原則)を纏めたもの。

「何もしない奴を誰も助けない」「防衛は慎重すぎるぐらいで丁度良い」という前提の下、防衛政策全般から個別の武器の話まで分かりやすく現実的な解説をしてくれる。一つ挙げると、ミサイル防衛によって原爆を持たない不利が軽減されていると初めて知った(恥)。

    巻末「自分は軍事オタクではない、男は多かれ少なかれ戦いや乗り物が好きなのだ」と言い訳しているが、この人は間違いなく「多かれ」でオタク。でも決してタカ派ではないことも確信した。