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「踏みにじられた未来」長野智子(書評)

踏みにじられた未来

踏みにじられた未来

    御殿場事件に関するジャーナリスト長野智子渾身のルポ。

    強姦未遂容疑で逮捕&起訴された二人の少年が、裁判の途中で自白を撤回して無実を訴え始め、その両親達もその証明に繋がりそうな有力な証拠を幾つも集めてくる。一方で原告の少女も被害日時を変更したりそれに付随する形で証言の重要な部分が修正されたりと事件の根幹が揺らぐ。

    そんな状況下で捜査のやり直しもせず同じ主張をただ繰り返す検察と、それに対し特に指摘も指示もないまま検察の主張を全面的に受け入れる裁判所。

    あまりにも一方的過ぎてホントかよと疑いたくなる内容だ。