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「歳月のはしご」アン・タイラー(書評)

歳月のはしご (文春文庫)

歳月のはしご (文春文庫)

    先月読んだ「ファミレス」(重松清)で、主人公の妻が離婚届を挟んでいた本。

    子供の成長や夫との関係の経年変化によって、家の中での自身の存在意義に疑問を持ち始めた40の主婦が家出して外の世界でそれなりに上手くやり直し始めるが… みたいな話で、いろいろと身につまされる。

    現代が舞台(とはいってもケータイやインターネットのない時代)なのに純文学の薫りがする、ドキドキハラハラはないが読み応えと満足感を得られる作品。