「戦国時代の終焉 - 「北条の夢」と秀吉の天下統一」齋藤慎一(書評)

 

戦国時代の終焉 - 「北条の夢」と秀吉の天下統一 (中公新書(1809))

戦国時代の終焉 - 「北条の夢」と秀吉の天下統一 (中公新書(1809))

 

 

    本能寺の変のあたりから秀吉に滅ぼされるまでの北条氏政・氏直親子を中心に、関東地方における勢力争いの変遷を辿る。細かな地名や人名が垂れ流される文章(特に前半)は、自分含めた素人にはかなり読み辛い。

    ということで超絶飛ばし読みしたわけだが、同親子に対する「早雲、氏康の遺産を食い潰して家を滅亡させたバカ親子」的なイメージを払拭する程度には理解できた。