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「生存者ゼロ」安生正(書評)

生存者ゼロ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

生存者ゼロ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

    新月の夜、北海の海に浮かぶプラントで作業員が全身ぐちゃぐちゃ(マジで)になって全員死亡。その後、原因を特定できないまま新月の度に北海道の町が一つずつまるごと消滅していく。政府の無能無策ぶりが事態の深刻化を加速させ、遂に魔の手が札幌に…

    「このミス」大賞受賞作(昨年)だけあって、400ページ一気に読まされた。真ん中当たりの大転換に若干無理があって(それはそれでかなり面白いんだけど)、クライマックスの描写が少し迫力に欠ける。

    でもクライマックスが迫力に欠けててこんだけ満足できる作品も珍しい。