「ぼくの村は戦場だった。」山本美香(書評)

ぼくの村は戦場だった。

ぼくの村は戦場だった。

    内戦のシリアで志半ばで落命した戦場ジャーナリスト山本美和によるアフガン、ウガンダチェチェンコソボイラク戦中or戦後レポート。

    (大局的な視点でなく)市民の現状、苦しみを伝えるという趣旨は共感できるし、そのために相当な危険を冒して取材してることにも敬意を表するが…実際に読んでみると、「世界にはかわいそうな人達がたくさんいます!」以上のモノが伝わってこないのがとても残念。アフガンとイラクだけ読んどきゃOKかな。