「外資系金融の終わり」藤沢数希(書評)
外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々
- 作者: 藤沢数希
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/09/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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人気ブログ「金融日記」でお馴染みの藤沢数希による外資系金融機関の内情と金融政策(金融機関政策?)に対する提言。前者についてはおちゃらけた文体が鼻につくが、後者は(全体に占める割合は少ないが)頷ける部分が多い。
彼だけが言うものではないが、金融機関は規模も機能も分割して「大き過ぎて潰せない」状態を解消すべき、社会主義的に金融機関を保護&規制するのはやめれ、という主張には大いに賛成する。