「喧嘩両成敗の誕生」清水克行(書評)

 

喧嘩両成敗の誕生 (講談社選書メチエ)

喧嘩両成敗の誕生 (講談社選書メチエ)

 

 

喧嘩両成敗という決着方法が室町から戦国時代にかけて制度化されていった背景についての考察。当時の日本人のキレやすさ(人命の軽さ?)、他にいくつかあった紛争解決手法との兼ね合い、公的裁判制度への誘導等、興味深い話がいっぱい。