「マイケル・ジャクソン 仮面の真実」イアン・ハルパリン(書評)

マイケル・ジャクソン 仮面の真実

マイケル・ジャクソン 仮面の真実

    よくあるタレント本、暴露本の類と軽い気持ちで読み始めたのだが、かなり読み応えのあるドキュメンタリー。

    マイケルの児童性的虐待疑惑にかかる原告被告、批判派擁護派それぞれからの膨大な証言、発言を元に真実に迫る。

    育った家庭環境やらスーパースター故の非常識さや脇の甘さもあるとは言え、金目当てで彼に擦り寄ったり脅したりする輩の多さとその性根の腐れ具合には目を覆いたくなる。