「古代ローマ帝国1万5000キロの旅」アルベルト・アンジェラ(書評)
三大陸にまたがる古代ローマの広大な領地を、一枚の硬貨が人から人へ渡って行くのを追いながら実況中継のようにレポート。当時の生活や文化や風景や諸々が、こういう形式をとったことによってよりリアルに伝わってくる。ただ、さすがに15000km(約600ページ)の移動はとても疲れる。
三大陸にまたがる古代ローマの広大な領地を、一枚の硬貨が人から人へ渡って行くのを追いながら実況中継のようにレポート。当時の生活や文化や風景や諸々が、こういう形式をとったことによってよりリアルに伝わってくる。ただ、さすがに15000km(約600ページ)の移動はとても疲れる。