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「ネットが生んだ文化」川上量生編(書評)

これまで技術やサービスを中心に語られることがほとんどだったインターネットの歴史について、「文化」という側面から切り込んだもの。


現在のネット上の文化(価値観、思想)は主に初期からの利用者が育んだものであり当然に彼らの属性が大きく影響していること、後から入ってきた一般ユーザーとの間に根本的な隔たりが存在すること等を説明した上で、コピペ、炎上、リア充/非リアといったネット上の諸事に丁寧な考察を加えていく。


個人的に胸に残ったのは、和歌や連歌における決め事と現在のネットの間に不思議と共通点が多いという発見。