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「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発門田隆将の五〇〇日」門田隆将(書評)

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

    被災した福島の原発で、死を覚悟して殿(≠との)を務めた男達を追ったドキュメンタリー。

    ルポというより再現ドラマな感じで、吉田所長を中心とした現場の方々の強い責任感と行動力が迫力を持って伝わってくる。TVで何度も目にした東電の経営陣とはまるで別の会社のようだ。

    一方で、巻末で指摘されている備えの甘さ、特に9.11後に徹底してリスクの洗い出しを行った米国からの助言に耳を貸していればという批判は、本社だけに向けるものではないとも思う。