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「シュマリ」手塚治虫(書評)

明治初期、男と駆け落ちした妻を追いながら蝦夷にたどり着いた元旗本の主人公。いつからかシュマリアイヌ語でキツネの意)と名乗り、アイヌの民や大地への畏敬を胸に抱きながら、新興の資本家、新政府、厳しい大自然との戦いに明け暮れる…


ストーリーも良かったしスケール感もあっていい作品だったな、と余韻を楽しみながら作者あとがきをめくると、元々はアイヌ人を主人公に考えていたがアイヌからの横槍で変更したとか、北海道に殆ど足を踏み入れないままイメージだけで描いてしまったとかネガティヴなコメントのオンパレード。